【書籍紹介】成功への熱い思いを君に

成功への熱い思いを君に

成功への熱い思いを君に

友人に進められて読みました。
今の時代を代表する11人の企業家が半生を振り返りながら、人生・仕事に対する思いを語っています。
以下、心に残った言葉を。

夢より大きいことはできないし、志よりも高いレベルのことはできません。
すごく強い思いのある人が成功する。
夢が明確になると何でもポジティブに捉えられる様になる。
私はこういう環境にいたからだめなんだと言う人は、与えられた環境でしか考えられない人。
センターピンを倒すと本質が見抜ける。
川の向こうに側に肥沃な大地があれば、濁流に一歩足を踏み入れるのが経営者だ。
人間的には面白いけど、アホッぽいという人のほうが成功することが多いと思います。
人間は弱いです。私も弱いです。だから逆に透明にすることによって、ごまかさないですむようになる。
超一流の仕事とは、目の前にある仕事を想像と工夫をこらしてやること。
ほんの少しの勇気があったかということ。
感性とは「なんとなくおもしろそう」という気持ちのこと。
大きな夢がないといけないなんて思うな、暇な人こそ悩むもの。なんだっていい。あすへの希望が必要なんだ。小さな明日への希望が、いつの間にか勝手に大きな夢にすり替わるものなんだ。だから、最初から大きな夢を持つ必要なんてない。
クダを巻くような先輩にはかかわらずに、目が輝いているいい先輩を大切にしてほしいと思う。
社会は学校とは違うプロの世界。努力しただけ掛け算で自分を成長させることができる。
優秀な人間は何かを変えてみたいと思うもの。
経営者にはカリスマ性が必要なのではなくて、会社そのものが最高の作品。
自分がやっていることが、ほかの人と比べて何が優れているのか、何ができたのかというのはまったくわかりません。世の中でこういうことをしたいなと素直に思ってきたこと、自分が本当にやり遂げたいとおもうことを迷わずに信じてやってきたことが一番だったと思います。

ちなみに、今話題になっているコムスン折口雅博会長も含まれています。
この本では、「本質は、質の競争を起こすこと、そして最高のサービスをするのは、営利企業がいちばんいいのですから」
と述べていますが、実態は新聞で読んだとおりです。企業のコンプライアンスと理念を歪なく浸透させることの難しさを感じます。
そうそう、そう意味だと、最近面白い本が、起-動線メルマガで紹介されていました。

感じるマネジメント

感じるマネジメント

まだ読んではいないのですが、大手企業への理念浸透に取り組んでいたコンサルタントと、
キリスト教系大学の神学部長との会話が記載されています。
「布教は永続的ではない、共に学ぶことこそが重要である」と神学部長が述べている一節があるそうです。
時間を見つけて是非読んでみようと思います。