【書籍紹介】義理と人情

義理と人情―僕はなぜ働くのか (幻冬舎新書)

義理と人情―僕はなぜ働くのか (幻冬舎新書)

あの昼の顔、みのさんの本です。
自身の半生と思い、そしてなぜそれほどまでに仕事をこなすのか。
そんな彼の熱い思いが伝わってきます。
「仕事は選ぶものではなく仕事に選ばれるもの。」
この一言は心に響きました。
思えば、僕はこの10年の社会人人生を振り返って、自分が挑戦したい映像関係の仕事をできることは少なかった。
どうして好きな仕事をさせてもらえない!!と腹が立って仕方がない事も良くあった。
しかし、経験した仕事が確かに自分を成長させてくれ、そして今、やっと自分の希望する仕事に近く、しかも非常にやりがいのある仕事に出会えた。
もし本当にいい仕事をしたいなら、まず自分を磨くこと。そして周りの人に感謝すること。
そういったことを教えてもらった気がします。

そのほか心に残った言葉です。

人の心をうつのは本気だけ。
人のいいところしか見ない。
芸とは本来、どんな流れの中でも生きていけること。
挨拶は組織で仕事をする上での義理。最低限のルールなのです。
不便を常とする。
理性というのは我慢すればするほど鍛えられる。
素直な人柄になる。
自分がやってみせる。