【映画】「Dolls」見ました。

Dolls [ドールズ] [DVD]

Dolls [ドールズ] [DVD]

北野武監督で、日本の四季を色鮮さと三つの悲恋のストーリーの対比が印象に残る映画です。
概要はリンクを見てくださいね。

  • 出世のために彼女を捨てた男と捨てられた彼女。 "つながりこじき"という存在になって互いの体を紐で結んで日本の四季をさまよう。

そして二人が通り過ぎる先で展開する二つの悲恋。

  • 事故を負ったアイドル歌手と盲目のファン
  • やくざの親分と昔分かれた彼女

鮮やかな四季を"つながりこじき"という名に似合わない、色鮮やかな衣装を着て、さまよう二人の姿。
外見ではなく、最後の最後まで心が通じあわさない様が、まさしく心のつながりに対して"こじき"なのかも知れません。

昔、人間的に魅力のある人が、「どうしても地味な服を選んでしまうんです」と話していたことを思い出しました。
内面が満たされることで、外見での自己主張が薄くなるのかも知れませんね。